しんねん

あけおめす、2024年になりました。2024ってなんかすげー未来感のある数字だ、すごい。我々は未来に生きています。未来日記っておもろいんですか?おもろいなら見たいです。2024って数字なんかキモいですよね、ほぼ全部偶数なのが。てか4がダメ。偶数のくせに尖りを持とうとしている。今年もよろしくお願いします。去年はギリ収支マイナスの年だったので今年はなんとかやっていきたいところではあります。目標としてはギタボで学祭ですね、がんばります。

2023年を振り返ってみると別にゴミみたいな年だったわけではなく、どちらかというと跳満と満貫1回ずつ放銃してあとはちまちま1000点積み重ねた結果3位みたいなそんな感じでした。長く苦しい戦い。高校までガチで何も考えずに生きてきたのでストレスとか悩みとかとは無縁くんだったわけなんですが大学入ったら普通にそんなことばっかでビビったよね、何事?まあでも好きなことに関してはかなりプラスの年だったというか、めっちゃ音楽聴いたりライブ行ったりギター買ったり去年とは比にならんくらいライブ出たり銀杏のステージに立ったり。よかたす。

ぎんなん

話題転換の速さに震えろ。怖いか?俺が。ヨルシカのコピーで旧体に出たわけです。今回のヨルシカ実は縛りが設けられていて、「だから僕は音楽をやめた」と「エルマ」という2枚のアルバムのみから曲が選ばれています。全て僕の独断です。そして曲の並びや繋ぎ、アレンジなど本人たちのライブをかなりそのまんま真似した形になってます。これにはちょっとした意味があったんですね。軽音(ここでは世の軽音全てを指している)のMCで曲に絡めてやたらと熱かったりメッセージ性あること言うやついるじゃないですか。あればり嫌いなんですけど、シンプルに「それお前が作ったんちゃうやん」となるからです。コピバンなのに「(コピーするバンドの名前)です」と言うことに個人的に違和感を覚えるのと同じ感じで、自分のものではない楽曲でそんなMCするんちがくない?とか思うんですよ。その曲に対する思い入れとかそのバンドへの思い入れとかそういうのやったらいいんですけど、「〜な人はこの曲で〜してください」みたいな。お前誰?という話。だから基本自分の中でコピーすることに何か特別な感情があってもそれを表に出すべきではないと考えています。だからここに書いてることはおまけというかこんなこと考えてやってましたくらいの感じで読んでください。さっき挙げた2枚のアルバムは簡単に言うと音楽家の青年とそれを神様と崇める女の子の物語なのですが、ここにクソデカテーマとして「模倣」が存在します。オスカーワイルドという劇作家がいるんですけどこの人は「人生は芸術を模倣する」みたいな言葉を遺してるそうで、ヨルシカのコンポーザーのn-bunaはこれを現代的に表すためにこのアルバムを作ったらしい。アルバムの物語に登場する女の子も青年の人生を模倣しようとして青年が自殺するまでの旅路をそのまんま自分も旅するし、作る音楽も似通うみたいな感じになっている。曲名が対応してるみたいになってたり進行が同じやったりみたいなのはそういう理由らしい。で、ライブもヨルシカとしてのライブというのももちろんそうだけど音楽家と少女をヨルシカが模倣しているみたいな形態もとっているように見えた。この作品は一貫して模倣がテーマになっているわけです。で、我々が日頃やっていることは「コピー」であるわけで、模倣(というには正直烏滸がましいとは思う)なんですよ。そこに芸術性だとか思想みたいなのは基本的に介入しえないしするべきではないと思っているのですが、模倣をテーマにした作品を何から何まで模倣しようとしたならばそれはまあなんらかの意義のようなものは生まれるのではないかと勝手に考えたわけです。基本的にコピーをやる軽音という形態において、コピーという行為そのものに音楽的、作品的になんらかの意味が自分なりにでも生まれるならそれはいい経験なのではと思い組んだバンドということになります。ヨルシカ本人も誰かが自分達を模倣した作品を作り始めたら嬉しい的なこと言ってて。作品作りというには程遠いどころか距離の問題ではなく存在する範囲的にもう場違いなのですが、模倣しようとする行為そのものには多少、少なくとも自分の中では意味がありました。だから戸村の歌い方から楽器隊のアレンジ、そして曲選びに至るまでできるだけ本家に寄せることを今回は意識していました。だからできてよかったね〜っていうそれだけの話です。僕の自己満足に付き合わせた五人には春休みに焼肉を奢ることになっています。うお!

次は「盗作」「創作」縛りでヨルシカをまたやろうおもています。これはこれで色々ありそう。まあ上に書いたこと全部後付けというかまずはヨルシカやりたい!が一番先やったけどね、そうでなくては健全では、ない。

M-1とかクリスマスのこととか書こうと思ったけど疲れたので一旦やめさせてもらいますという感じ、あけおめ〜